豊橋市立前芝小学校
豊橋市前芝町西堤30
創立 明治6年
http://www.maeshiba-e.toyohashi.ed.jp/maeshiba-e/index1.htm
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豊橋市立前芝小学校の二宮金次郎像は、学校に建てられた日本最古のもので
大正13年(1924)1月26日前芝尋常小学校に、前芝出身で後に前芝村長、県会議員
衆議院議員を歴任された加藤六蔵氏が自分の出身校である前芝の子供たちに
「尊徳の思想を子供たちに伝えたい」という願いから氏の書生であった藤原利平氏に
作成依頼をし昭和天皇御成婚記念として寄贈したもの。
製作者の藤原利平氏は彫刻技術に優れ日展にも出品。昭和2年(1927)豊川市立
牛久保小学校の二宮金次郎像も作成した。
前芝小学校の金次郎像は、コンクリート造で、背中に背負うのは薪ではなく魚や貝等を
入れる竹製のビクを背負っている。これは当時、前芝村あたりが海岸に近いことからと
いうことだったからと言われている。
その造形はすばらしく、全体のバランスと、像自体の強度を保つための足元の切株は
その後の金次郎像のモデルともなっている。
若干劣化が進んではいるが保存状態は大変良好です。
碑文は「天道は万古変せず 人道は働むるを以って尊しとす」 二宮尊徳・尊徳翁夜話より
平成23年の台風で周囲の木が倒壊したが、被害は無かった。かなり思い切って伐採された。