製作者
 有志卒業生5名
特記事項/寄付者
 至誠勤労
碑銘
 昭和12年1月
設置年月日
 100p
大きさ
 石像立像
材質・形状
則武小学校
岐阜市
岐阜県











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岐阜市立則武小学校
岐阜県岐阜市則武209番地2
http://cms.gifu-gif.ed.jp/noritake-e/
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創立 明治6年










「のりたけ」 (則武小学校記念誌)尊徳の像より
学務委員4〜5名の有志により、像建立の話がもちあがった。
「卒業式で自分たちの子どもが無事に卒業させてもらえるのを感謝し、何か学校へ記念を贈ろう」
という趣旨である。その話を伝え聞いた者が仲間に加わり設置が実現している。
「当時は不景気で我が家の経済もあまり楽ではなく、私が小学校の在学中は、国語の本などは
姉の古い教科書でいつもまにあわされ、いっぺんぐらいは真っ白な新しい活字のにおいがする
読本で勉強したかったが、一度もその機会はなかった。(中略・金次郎像建立の仲間入りの話がきて)
母はそんないい仲間にいれてもらえれば願ってもない有り難いことや。と喜んでそくざに賛成した。
大変喜んでいた様子が、今尚はっきりと私の頭に浮かんで、何か尊いものを感じ忘れることができない。」
OBや有力者の寄贈という影に隠れがちであるが、根本には学校に対する感謝の気持ちというのがあった
ということを忘れてはならない。

岐阜市歴史博物館「研究紀要」 16 金次郎像について より


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