製作者
 古田一太郎・妻 銀婚記念  
特記事項/寄付者
 勤倹力行
碑銘
 昭和9年4月21日 平成20年現在地に移築   
設置年月日
 115p
大きさ
 石像立像
材質・形状
桜井小学校
安城市
愛知県











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                           安城市立桜井小学校
                           安城市小川町清水道6−1
                           創立 昭和35年 平成20年現在地に移転
                           碧海郡桜井第二国民学校 旧桜井中部小学校
                            http://www.anjo.ed.jp/~sakuraisho/
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                 正門から入り校舎前を進み体育館前に設置されている。「小川の歴史をさぐる」
                 によると、「昭和9年4月21日除幕式」が行われ、古田一太郎夫妻の銀婚式の記念に
                 二宮金次郎石像が寄付された。台座には「勤倹力行」と縦書きに刻まれている。
                 桜井村長の感謝状から、「これで非常時局のいま、尊徳先生の人格にあやかることができる
                 ようになり、精神教育上その効果が大きいので、感謝の意を表します」とあり、石像を
                 「訓育」の指導に活用しようとしていたことがわかる。
                 さらにご夫妻の子供一同が、二宮金次郎像のまわりにある石棚と鉄鎖を寄付している。
                 その後、昭和16年に金属類の献納のため鎖と扉を献納した後、昭和25年鉄鎖の復旧
                 費用を古田一太郎が寄付している。
                 さらに昭和35年9月30日に桜井中部小学校が廃校され、桜井南部小学校・桜井北部
                 小学校とともに統合して、昭和35年9月30日に桜井町立桜井小学校が開校した。
                 旧桜井中部小学校の二宮金次郎像は、またも古田一太郎が移転料を寄付してくれた
                 おかげで、そのまま桜井小学校に移築された。そのような経緯があり、平成20年4月1日
                 新しい場所で学校が始まる時に、二宮金次郎像も新天地に移築されていた。
                 この学校では、昭和11年に第二回桜井青年学校卒業生により乃木希典石像が
                 建てられてた。

                    ※出典:戦争遺跡研究会刊「年魚市風土記創刊号」
                             「国民学校にあった二宮金次郎石像」覚書‥‥神谷友和氏
                                                                より 


                 
                        
                   
                  
                   
                  
                 
                                勤倹力行
                 
                  銀婚記念 古田一太郎夫妻  昭和9年4月21日
                 

                 

                 
                            ナゾの穴  製作者のプレート跡?


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