前田公園 詳細


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三角柱の碑


明治後半から大正ー昭和初期に壮挙を称賛された先覚者を称え
この三角形の碑に代表的な三件の偉業を三面に記したもの。


三面おのおのにレリーフで表している


南極探検 開南丸
日本人最初の南極探検の道を開いた白瀬矗中尉 秋田県出身
明治45年(1912)1月、204トンの木造船「開南丸」で南極
に接岸、南極点をめざした。最終到達点に「大和雪原」と命名
晩年は豊田市神明町の鮮魚店の二階で間借り、生涯を閉じる



シベリア大陸単騎横断
明治25年(1892)2月から26年(1893)6月までの490日をかけて
福島安正大尉(長野県出身)は、単騎でのシベリア大陸横断に
成功した。2月11日ベルリンを出発、ワルシャワ・モスクワを経て
ウラル山脈を超えシベリアから外蒙古・イルクーツクに到着さらに
黒竜江の氷上を渡り満州に至り6月12日にウラジオストックに到着
6月29日に東京に凱旋帰国。大正3年(1914)大将に名誉進級。



東京ーロンドン間最短飛行記録樹立 朝日新聞社社機
明治12年(1937)4月6日朝日新聞社社機「神風号」が
東京ーロンドン間の最短飛行時間の世界新記録をめざし
立川飛行場を離陸。10日ロンドンクロイドン飛行場に到着
全行程を94時間17分で飛行、世界新記録を樹立した。
陸軍司令部の偵察機として製作された機体で、飯沼正明
操縦士と塚越賢璽機関士が搭乗した。



説明の銘板があったが銅版のため戦時中の
金属類回収令で供出されてしまった。



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