製作者
    
特記事項/寄付者
 質実剛健
碑銘
 昭和50年現在地に   昭和16年ごろ?   
設置年月日
 100p
大きさ
 石像立像
材質・形状
高棚小学校
安城市
愛知県











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                           安城市立高棚小学校
                           安城市高棚町蛭田44
                           創立 明治41年
                           碧海郡依佐美村高棚国民学校  
                            http://www.anjo.ed.jp/~takatana/
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                 正門から入り右側の体育館横の築山に設置されている。
                 二宮金次郎石像が建てられたのはわからない。
                 卒業生の方の話から、旧高棚小学校(現在・高棚保育園)に築山があり、そこに
                 二宮金次郎と乃木希典と東郷平八郎の三体が並んでいた。終戦後三体を撤去する
                 ことにし、同時に築山も取り壊すことにした。穴を掘りその中に三体の像をいっしょに
                 埋設し、築山の石組の石をその上に並べた。その後、三体の像を高棚神明神社に
                 移すことになり、像を掘り出す作業をした。乃木像と東郷像は無傷で掘りだされ神社に
                 移された。しかし、二宮像は手・足・首が折れて破損がひどかったので、再び埋め戻された。
                 その後の昭和50年、高棚小学校PTAから二宮金次郎再建の話となり、校区の長坂石材の
                 協力を得て、手・足・首等を修理して現在地に設置された。
                 首が折れていたため、下を向いたようになっている。「高棚史」によると、乃木像と東郷像は
                 昭和16年に村の有志によって建てられているので、二宮像もそのころに建てられたと
                 考えられる。

                   ※出典:戦争遺跡研究会刊「年魚市風土記創刊号」
                             「国民学校にあった二宮金次郎石像」覚書‥‥神谷友和氏
                                                                より


 
                 
                        
                 
                  
                 
                  
                 
                 
                 
                  
                 
                  



                 

                  高棚神明神社の東郷平八郎像(左)と乃木希典像(右)
                  依佐美村高棚国民学校校門付近に二宮金次郎像と共に建立されていた。
                  戦後埋められたが昭和40年ごろ掘りだし現在地へ移転された。


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