製作者
 昭和62年度卒業生 
特記事項/寄付者
 源丞内 養老孝子伝説
碑銘
 昭和62年  
設置年月日
 90p
大きさ
 石造立像
材質・形状
養老小学校
養老町
岐阜県











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岐阜県養老町養老小学校
岐阜県養老郡養老町石畑660



養老町には孝子伝説があり卒業生が寄付した
金次郎像では無いが、山で薪を採って親孝行したと言う意味では共通する。

<養老駅前の看板記事より>
昔、元正天皇の御時美濃の国に貧しい男がいました。この男は山から薪を取ってきて
それを売って年をとった父を養っていました。この父は大へんお酒が好きだったので、
男は「ひょうたん」を腰につけていて帰りにお酒を買って来ては父を喜ばせていました。
ある日、山の中でこけの生えた石にすべってうつむけにころんでしまいました。すると、
どこからかお酒のにおいがするのでふしぎに思ってあたりを見まわすと、石の間からお
酒ににた水がわいていました。汲んでなめてみると、たいへんおいしいお酒の味がしま
す。男は喜んで毎日このお酒を汲んで持ち帰り、父を喜ばせていました。このことはや
がて元正天皇のお耳に入り、わざわざ養老をおこしになりました。そのお酒の出るとこ
ろをごらんになって「これは感心な親孝行を神さまがおほめになり、お酒をおさずけに
なったにちがいない」とおほめになりました。そして年号を「養老」とお改めになり「養老
の瀧」と名付けられ、この男を「養老の守」という役人におとりたてになりました。  

 

 


ひょうたんを持っている


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